群馬県を4つに分ける北毛・中毛・西毛・東毛とは

群馬県での生活

群馬県を4つに分ける北毛・中毛・西毛・東毛とは

北毛・中毛・西毛・東毛
群馬県民は県内の地域を4つに分けています。

東京都から群馬県にIターン転職してきたわたしにとっては、イマイチ伝わらないことでした。
多分悩むと思います。
西毛地区といわれても、正直どこからどこまでかピンときませんでした。

まぁ群馬県民は小さい頃から中毛地区、西毛地区なんていう表現に慣れているので、生活の一部に普通に登場する表現です。

 

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群馬県の4つの地域北毛・中毛・西毛・東毛

群馬県の4つの地域を区分しておきましょう。
北毛地域…利根郡、吾妻郡、沼田市
中毛地域…前橋市、伊勢崎市、渋川市、北群馬郡、佐波郡
西毛地域…高崎市、藤岡市、富岡市、安中市、多野郡、甘楽郡
東毛地域…桐生市、太田市、館林市、みどり市、邑楽郡
聞いたことがない地域もあるかと思いますが、こんな感じで分かれています。

群馬県の4つの地域北毛・中毛・西毛・東毛の特徴

北毛以外は関東平野に属しています。
群馬県内の人口の7割は中毛、西毛、東毛の3地域に集中しています。
一方、北毛地域はスキー場や温泉などがあります。
有名な草津温泉や伊香保温泉もこちらの地域です。

 

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群馬県の4つの地域北毛・中毛・西毛・東毛の由来

群馬県の4つの地域、そもそもなんで『毛』を使って表現するかというと。
4世紀前後の古墳時代に遡ります。
当時は、今の群馬県と栃木県周辺の地域・文化圏を『毛野』と呼ばれていました。
その後時代の変化とともに今の群馬県の地域・文化圏は以下のように名を変えていきます。

毛野
上毛野
上毛野国
上野国

最終的には今の群馬県になります。
『毛』の由来はここまで遡ります。
群馬県人がみんなここまで理解しているかはわかりませんが、調べるとこんな感じです。

北関東3県ライバルの茨城県は・・・

ちなみに、同じ北関東の茨城県などは県南、県北などという表現をつかいます。
『毛』という表現はやはり群馬県独特の表現です。
まぁ『毛』という表現を使うので北関東のライバル茨城県民にとっては
『中毛、西毛とか言ってて群馬県はダサい』
と攻撃されるネタであることも確かですが…。

東京都から群馬県にIターンしてきたわたしの『毛』に対しての思い

東京都からIターンして群馬県に来たわたしも最初は
『毛ってダサい…』
と思ってしまい、しばらく使わなかったんですが…。
『朱に交われば赤くなる』
とはよく言ったものですっかり西毛とか中毛とか使うようになってしまいました…。

もし群馬県にIターンしていただけたならば、自然と群馬県民の感覚にに染まっていくでしょう。

 

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