群馬県内夏の花火大会、『車で行く』だけでなく『車で観る』人達もいます
夏になると群馬県内各地で花火大会が開催されます。
規模の大小違いはありますが、夏の花火は良いものです。
東京都から群馬県にIターンしてきた私が感じる群馬県の花火大会ならではの現象をお伝え致します。
東京都などの都市部ではあまり見られない現象だと思いました。
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『車で行く』だけでなく『車で観る』
結論から申し上げますと、群馬県民は車から花火を観る人たちが一定数います。
もちろん東京都などの都市部同様に花火の打ち上げポイントそばまで行き花火を楽しむ人も普通にいます。
大いに賑わい、都市部と変わりはありません。
その一方でやや打ち上げポイントから離れた場所に車を止めて車の中から観る人達もいます。
車の中で飲み物や食べ物を楽しみます。
窓を開ければ音も聞こえます、逆に窓を閉めれば冷房が効いていますので快適です。
狭くはありません、家族であればファミリーカーが主流ですので車内空間は広いですし、有効に使うすべも身に着けています。
群馬県民は車の中での飲食には慣れています。
車の中ではなく車の隣で見る人達もいます。
車の隣にキャンピングテーブルを出したり、レジャーシートを敷けば快適です。
必要な荷物は飲食物含め車に入れてありますのでいつでも取り出せます。
場所は花火の打ち上げポイントから少し離れた商業施設の駐車場や川原や公園などの駐車場です。
田畑に陣取る場合もあります。
東京都内では見られない光景ですが、群馬県内の花火大会では一定数存在します。
なぜ『車で観る』のか
なぜ『車で観る』のかはいろいろ理由があります。
一番は『車でも観れるから』ではないでしょうか。
群馬県内には高い建物はあまりありません。
少し離れたところからも花火は十分観えます。
東京都などで近くに行っても高い建物や看板が邪魔で実はよく観えないことってあると思います。
群馬県は東京都ではまるで見えないであろう距離でもしっかりと観えます。
音もしっかり聞こえます。
だから敢えて近くまで行かなくても花火は観れます。
どんな人達が『車で観る』のか
ファミリー層が多いと思います。
もちろん花火が打ち上げられるポイントそばで観る花火の方が迫力があって見応えはあります。
それは群馬県民も解っています。
楽しみに花火会場に行く人も沢山います。
一方で小さな子どもを連れているファミリーにとっては花火会場に行くのはハードルが高いです。
東京都などの都市部とは異なり花火会場に行くには車での移動が必須です。
駐車場は流石に花火の時は台数が不足します。
やや離れた駐車場から混雑した状況での小さな子供を抱きかかえたり、ベビーカーでの移動は群馬県民はあまり慣れていません。
また行き帰りは限られたスペースですので大渋滞が予想されます。
そして苦労の末、せっかく高ポジションに陣取っても子どもがどの程度関心を持ってくれるか、楽しんでくれるかは未知数です。
小さな子ども程未知数です、泣き出して周囲に迷惑をかけるかもしれません。
そんなリスクを回避できるのがちょっと離れたところに車を止めて『車で花火を観る』です。
子どもが飽きれば直ぐに車で帰れます。
帰りの渋滞に巻き込まれる心配もありません。
商業施設の駐車場であればトイレもあまり困りません。
飲食に関しても不足分を買い足しに行くことも可能です。
虫刺されや熱中症のリスクも軽減されます。
群馬県内の商業施設は花火大会の時は常識の範囲内であれば駐車することをある程度容認してくれています。
そんなこともあり『車で花火を観る』群馬県民は一定数存在します。
東京都から群馬県にIターンしてきた私にとって最初は驚きでしたが非常に理にかなった『車で観る』ではないかと思っています。
東京都などの都市部より群馬県が暮らしやすいと思っている私ですが、こういったところもあり子育てに関してはなおさら群馬県を推す次第でございます。
※全ての商業施設に当てはまる内容ではありません。施設によっては迷惑になる場合もありますので御理解と御認識を頂ければと思います。
花火観戦に関しましては良識のもと節度ある常識的な行動を宜しくおお願い致します。
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