群馬県の年間日照時間は全国3位
気象庁の2020年資料によると全国の年間日照時間上位3都道府県は下記の通りです。
1位 山梨県 2,225.8時間
2位 高知県 2,159.7時間
3位 群馬県 2,153.7時間
東京都から群馬県にIターンした私の実感を含めてお伝えしたいと思います。
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群馬県の日照時間の長さ
群馬県の日照時間が長いのは下記の理由とのことです。
・冬の西高東低の気圧配置
簡単に言うと北西の季節風が日本海を渡る時、下層が温められ大気の状態が不安定になります。
それが山脈にぶつかり、日本海側に雨や雪が降ります。
その後、乾いた風が山を吹きおり、山脈の太平洋側に位置する群馬県には雲が少なくなり、日照時間は長くなります。
学術的には上記の通りですが、感覚的にも晴天の日・時間帯は多く感じます。
風さえなければ洗濯日和が続く印象です。
(実際の洗濯は風が強すぎるので、洗濯日和という柔らかい響きとは雲泥の戦いの日々ですが・・・)
日照時間が長いことによりつくられた文化
群馬県の日照時間の長さにより下記のような文化を形成したと言われています。
冬場の長い日照時間の影響で、群馬県では米と麦の二毛作が行われてきました。
この二毛作が群馬県の粉食文化をつくったと言われています。
うどん・おきりこみ・まんじゅう等の小麦加工品が発達・定着していったことに説明がつきます。
また、降水量が少なくなり、強風(からっ風)も手伝い冬場は乾燥します。
この乾燥が、群馬を代表する工芸品の『だるま』づくりには欠かせず、名産品となった要因に挙げられます。
日照時間が長いことによる恩恵(私見)
ここからは前述の学術的な話ではなく、東京都から群馬県にIターンした私の私見となります。
やっぱり晴天は気持ちが良いです。
個人差はありますが、明るく・ポジティブな思考の支援となることは間違いないと思います。
多少気温が低くても、日中の日の光を部屋に取り込めれば室内温度を高める支援になります。
群馬県は車移動ですので、日中の晴天は社内の温度を高める支援にもなります。
多少寒くても、子ども達と外で遊べば暖かくなります。
強風(からっ風)との戦いはありますが、メリットの方が大きいと感じています。
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