群馬県前橋市、乳酸菌飲料購入額全国２位に関してＩターン経験者が思うこと

県庁所在地などの全国５２都市を対象に実施した家計調査。

２０１５年から２０１７年の期間で前橋市の１世帯当たり乳酸菌飲料購入額は全国２位でした。

ちなみに２０１１年から２０１３年では全国１位。

間違いなく安定して全国トップクラスの乳酸菌飲料購入額でしょう。

この数値に関して東京都から群馬県にＩターンしてきた私は思い当たる節があります。

乳酸菌飲料といえばヤクルトが頭に浮かびます。

仕事場にもヤクルト販売員（ヤクルトレディー）の方が毎日のように訪れます。

東京都から群馬県にＩターンしてきた当初はこの光景に違和感を感じていました。

もちろんヤクルト販売員（ヤクルトレディー）の方々は東京都内でも多く見かけました。

問題は購入する人数の多さです。

結構な人数がヤクルト販売員（ヤクルトレディー）の方から商品を購入しています。

そのほとんどが毎日の日課のように購入しています。

毎日決まった時間に来るヤクルト販売員（ヤクルトレディー）の方と何気ない会話をしながら購入します。

職場に新人が来ると入社祝いのように普段より１本多く購入し『これ飲みな』と渡します。
具合が悪そうな同僚がいればこれまた普段より１本購入し『これ飲みな』と渡します。
給与や賞与が出た後は上司が『好きなの選んでいいぞ』と言いながら部下を呼び集めます。

東京都内で働いていた時にはなかった光景です。

最初はびっくりしました。

『いやいや、そこで買わなくてもそこらへんで売ってるでしょう』

しかし群馬県民は『そこ』で買うのです。

それを裏付けるデーターがあります。

群馬ヤクルト販売は全国のグループ会社１０３社の中で連続して最優秀販売会社賞を受賞しているそうです。

群馬県の人口からするとこれは特出すべき成績だと思います。

要因としては顔の見える販売方法が好まれていると分析されてます。

情に厚いとされる群馬県民に顔の見える販売方法はマッチするのでしょう。

かく言う私も実は今ではヤクルト販売員（ヤクルトレディー）の方から商品を購入しています。

東京都内でヤクルト販売員（ヤクルトレディー）の方から商品を購入したことは一度もない私がです。

ここら辺は群馬県民に溶け込めてきたところでしょうか。

何はともあれ群馬県民の乳酸菌飲料購入額は全国トップクラスです。