群馬県渋川市で就職氷河期世代正規職員の募集の取り組み
群馬県渋川市で就職氷河期世代を対象にした正規職員の募集が出ています。
【募集職種と応募条件】
・一般事務(高卒以上で)
・建築技師(1級または2級建築士免許取得者)
・土木技師(土木学科などを卒業し専門知識を有する人)
【募集人数】
若干名
【年齢条件】
一般事務と土木技師は2020年度中に37歳から46歳になる方
建築技師は2020年度中に37歳から50歳になる方
【応募期間】
2020年1月31日から2月21日
【一次試験】
3月中旬
一次試験合格者は4月か5月に1、2回面接試験
【合格発表】
5月下旬
【採用予定】
7月1日
スポンサーリンク
渋川市の就職氷河期世代採用の取り組み
就職氷河期を正規職員として採用する動きは全国の自治体で広がっています。
国は2020年度からの3年間で集中的に支援に取り組むことを決定しています。
今回の渋川市での就職氷河期世代採用の取り組みも上記の流れの取り組みでもありますが別の観点もあるようです。
渋川市によると市職員の年齢構成は35歳から44歳の世代が他の年齢層と比較して人員が少ないそうです。
渋川市の中核となるべき世代の人員補強の狙いもあるようです。
応募者側からするとさらによいのではないでしょうか。
就職氷河期世代とは
昨今はニュース・新聞・web等で取り上げられ一般認識も上がっていると思います。
就職難だった1990年代半ばごろからの約10年間に大学などを卒業した世代です。
非正規雇用で働かざるを得ない人が続出した現在の30代半ばから40代半ばごろの世代が該当します。
今回渋川市が年齢条件にしている世代がまさにその世代ということになります。
群馬県内では初の取り組みですが、就職氷河期世代に特化した採用は全国的に広がっています。
2019年夏に兵庫県宝塚市で3人採用予定の求人を出したところ1800人を超える応募があったそうです。
その倍率約600倍。
群馬県渋川市での募集も多くの応募が見込まれています。
渋川市在住者以外の方も応募できます。
常にある求人ではないと思いますので応募条件を満たす方は是非御認識頂ければと思います。
スポンサーリンク
コメント