『渡良瀬』ナンバー導入検討は群馬県民の群馬愛により採用見送り
群馬県桐生市、みどり市と栃木県足利市が導入を検討していたご当地ナンバー『渡良瀬』。
2018年2月、採用見送りが決定しました。
その前段階として2018年1月の各市のアンケート結果が公表されていました。
結果としては栃木県民は『渡良瀬』ナンバー賛成。
群馬県民は『渡良瀬』ナンバー反対。
両県での結果には大きな開きがあり『渡良瀬』ナンバー導入は難航しました。
恐らく導入せずに導入意向表明書の取り下げをするのではないかと予想されました。
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『渡良瀬』ナンバーへの各市のアンケート結果
各市で1500人前後を対象にアンケートが実施されました。
既存のナンバーと『渡良瀬』ナンバーどちらを支持するかでした。
足利市
『渡良瀬』ナンバーへの変更賛成 38%
既存の『とちぎ』ナンバー継続 26%
桐生市
『渡良瀬』ナンバーへの変更賛成 26%
既存の『群馬』ナンバー継続 43%
みどり市
『渡良瀬』ナンバーへの変更賛成 21%
既存の『群馬』ナンバー継続 49%
群馬県内での群馬ナンバー支持率の高さが伺えます。
この結果に伴い恐らくは『渡良瀬』ナンバーは導入されないと予想されました。
群馬県民の群馬愛の強さ
群馬県民の群馬県好きを物語るアンケート結果と言えると思います。
実は元をただすと群馬県内にはもうひとつ候補市がありました。
群馬県桐生市と栃木県足利市ともに隣接している群馬県太田市です。
しかしながら太田市は早々と『渡良瀬』ナンバー導入を見送りました。
2017年の10月の市民アンケート結果からです。
この時も群馬県太田市民の根強い群馬愛が発揮され『渡良瀬』ナンバーへの反対多数でした。
群馬県民としては『渡良瀬』というと栃木県の印象が強いことも反対の理由でしょう。
群馬県の自動車ナンバープレート
群馬県内には自動車ナンバープレートが今のところ3種類です。
『群馬』ンバー
前橋市、高崎市、安中市、吉岡町を除く群馬県全域
群馬県内で一番多いのは『群馬』ナンバーです。
『高崎』ナンバー
高崎市、安中市
2006年10月にご当地ナンバー制度で『群馬』ナンバーから独立しました。
『前橋』ナンバー
前橋市、吉岡町
高崎から遅れること8年の2014年にご当地ナンバー制度で『群馬』から独立しました。
誕生僅か9日で3,300台以上が交換し、誕生1年間で46,000台以上が交換しました。
2014年度に誕生したご当地ナンバー全国2位の普及率です。
『高崎』ナンバーへの対抗心が色濃くでた結果と言われています。
ともあれ『渡良瀬』ナンバーは採用が見送られましたので、この3種類が群馬県の自動車の顔です。
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