健大高崎高校が2017年の春の選抜高校野球大会に群馬県代表として出場
群馬県代表として健大高崎高校と前橋育英高校がダブル選出されました。
秋の関東大会でともにベスト4の成績ですからね。
群馬県民としてしっかり応援しながら期待します。
そんな健大高崎高校と前橋育英高校を視点に群馬県の高等学校事情をご紹介いたします。
群馬県内には81の高等学校があります
2016年11月の群馬県の報告書によると群馬県内に81の高等学校があります。
公立が68校、私立が13校です。
東京都から群馬県にIターンしてきたわたしはこの数字にびっくりしました。
東京都では公立高校よりも私立高校の方が数は多いです。
2016年度の資料では東京都の高等学校440校のうち公立が199校、私立が236校なのでやはり私立のほうが多いです。
感覚的に東京都は7対3くらいで私立が多いかと思っていましたがデータを見ると東京都の高等学校の私立の比率は53%くらいでしたね。
しかし群馬県の高等学校の私立の割合は16%くらいです。
この数字もあり群馬県民が高等学校に進学するときはやはり公立高校を意識します。
圧倒的に公立高校のほうが数が多いですからね。
よって健大高崎高校と前橋育英高校は私立なので群馬県内では少数派タイプの高等学校です。
群馬県内の私立高校は13校しかない
そうなんです13校しかないんです。
私立高校は学生を集めるために特徴を出すことが求められています。
前橋育英高校はスポーツに非常に力を入れている学校です。
野球以外にサッカーも全国クラスの実力です。
現に2017年の全国高校サッカー選手権で準優勝したほどの実力です。
健大高崎高校も近年甲子園に何度か出場していますので同じくスポーツに力をいれていますね。
その他にも英語教育に力を入れている高校。
小中高の一貫教育をしている高校。
各高校が特色を出して入学をアピールしています。
健大高崎高校の正式名称は高崎健康福祉大学高崎高校
健大高崎の名が浸透していますが正式には高崎健康福祉大学高崎高校です。
高崎健康福祉大学の附属高校ということになります。
(高崎建国福祉大学というのは特徴のある学校なので後日単独でご紹介したいですね)
群馬県内には大学の付属高校は7校です。
これも前述の私立高校としての特徴を出す部分ですね。
この附属高校の数も東京都から群馬県にIターンしてきたわたしにとっては驚きでした。
東京都で高校進学を考えるときに私立高校に行くメリットとして、付属の大学に入学しやすいということも意識するポイントでした。
群馬県内の附属高校が7校というのは正直選択肢の狭さをやや感じました。
ちなみに群馬県内の付属高校が7校というのは関東地方では最小です。
群馬県内の高等学校の偏差値
2017年度の資料を参考に見ると偏差値71が最大値で偏差値34が最小値です。
このあたりは関東の他県と比較しても差はさほど出ないところです。
しかし群馬県の高校の偏差値には他県と違う特徴があります。
群馬県内の偏差値上位の高校は公立が多いです。
上位5校のうち4校は公立高校です。
他県のトップ5の高校は私立高校の割合のほうが高いです。
こういった部分も高校進学を検討する時期には群馬県民は公立高校を意識する要因でしょう。
いかがでしょうか群馬県の高等学校事情のご報告です。
もちろん群馬県内も少子高齢化の流れのなか今後、高等学校の位置づけも変化してくると思います。
東京都から群馬県にIターンしてきたわたしの私見と数値データを交えながら現状をご報告いたしました。
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